タンゴ ガルデルの亡命

データ

監督 フェルナンド・E・ソラナス
出演 マリー・ラフォレ
フィリップ・レオタール
マリナ・ヴラディ
製作年 1985年
製作国 フランス=アルゼンチン合作
上映時間 122分
サイズ ビスタサイズ/スクイーズ
音声 フランス語、スペイン語 モノラル
カラー/モノクロ カラー

価格 :¥5,040(税抜¥4,800) 販売元:紀伊國屋書店

内容

パリで音楽劇「ガルデルの亡命」を上演しようとリハーサルを重ねる劇団。彼らは’76年の軍事クーデター以後、独裁政権の下、誘拐や拷問や虐殺が日常となったアルゼンチンから亡命した人々で、かつての大スターで飛行機事故で亡くなったタンゴ歌手カルロス・ガルデルに自らの運命を投影していた。台本は祖国で官憲の目を盗みながら密かに執筆するフアン・ウノから送られてくるのだが、肝心の結末がいつまでたっても送られてこない……。
 自身、祖国からフランスに亡命せざるを得なくなったアルゼンチンの映画監督フェルナンド・E・ソラナスが、タンゴの革命児アストル・ピアソラの素晴らしい音楽を得て、望郷の念、男女の愛、母娘の愛憎、そして生きることの喜びを描き出す。映画は全4章で構成され、章ごとにパリの街頭でダンスを踊る若者達の姿が挿入されたり、劇中で怒ったキャラクターが突然、機械になって壊れるというラテン文学的なシュールさを見せたり、重厚なテーマを扱いながらもフェリーニ的な祝祭感、映画以外では表現の出来ない詩情を見せる。ヴェネチア映画祭ほか数多くの賞に輝く、ソラナスの代表作。『太陽がいっぱい』ノマリー・ラフォレが45歳となって、大人の魅力全開の母親役を演じている。またタンゴ界の巨匠オズバルド・プグリエーセの楽団の演奏シーンが見られるのもファンにはたまらない。
1985年ヴェネチア国際映画祭・審査員特別大賞・ユニセフ映画賞・イタリア批評家協会賞
1985年ジョルジュ・オーリック賞(年間最優秀レコード)
1985年ビアリッツァ映画祭・審査員特別大賞・芸術映画協会賞
1986年セザール賞最優秀音楽賞