
監督 ルイス・ブニュエル
出演 クラウディオ・ブルック
シルビア・ピナル
エンリケ・アルバレス・フェリックス
オルテンシア・サント・ベニャ
製作年 1965年
製作国 メキシコ
上映時間 45分
サイズ スタンダードサイズ
音声 スペイン語 モノラル
カラー/モノクロ モノクロ
DVD : KKDS-320
価格 : 単品未発売
砂漠にそびえ立つ柱の上で、六年六週と六日もの間修行に励んでいたシモンは今日、一段と高い別の柱に移る。こうして天国により近いこの場所から神への祈りを捧げるのだ。レタスだけを食べ、日々神に祈りを捧げて過ごしては、時に奇蹟を起こし、またありとあらゆる悪魔の誘惑をはね除ける――。
1964-65年に撮られた本作は監督通算26作目。プロデューサーのグスタボ・アラトリステは『ビリディアナ』、『皆殺しの天使』、そして本作とブニュエルにメキシコ時代有終の三作の機会を提供し、思うがままの演出を保証した。しかし本作では途中で資金が底をついたため撮影が中断、当初の計画とは異なり中篇として完成された。以後ブニュエルは活動の場をフランスほかヨーロッパに移す。タイトルロールのシモンを演じるのは『皆殺しの天使』のクラウディオ・ブルック。柱の上に屹立するシモンの姿をかの有名な<雲が浮かぶ空>をバックにキャメラにおさめたのは名キャメラマン、ガブリエル・フィゲロア(『真珠』エミリオ・フェルナンデス)。いくつも姿を変える<悪魔>役に『ビリディアナ』のシルビア・ピナル。
1965年ヴェネツィア映画祭審査員特別賞受賞