
原題:A nous la liberte´
監督:ルネ・クレール
出演:アンリ・マルシャン
レーモン・コルディ
ローラ・フランス
製作年:1931年
製作国:フランス
上映時間:83分
サイズ:スタンダード
音声:フランス語モノラル ドルビーデジタル2.0
モノクロ
品番:KKDS-374
価格:単品未発売
ルネ・クレール絶頂期の、自由を謳いあげた、おおらかな社会諷刺劇
1932年度キネマ旬報ベストテン第1位作品
『ル・ミリオン』(31)と同年に作られたルネ・クレールのトーキー第3作。金持ちが支配し、貧乏人は単調な単純労働を強いられる資本主義社会を風刺する。構成はヴォードヴィル喜劇仕立てで、音響効果に凝りつつもあえて台詞は少なめにし、類型化された身ぶりやドタバタ・ギャグを多用している。有名な工場の場面は、チャップリンの『モダン・タイムス』(36)にも影響を与えた。美術は『巴里の屋根の下』(30)、『ル・ミリオン』のラザール・メールソン。主題歌「自由を我等に」をはじめとする音楽の作曲はジョルジュ・オーリック。
同じ刑務所仲間のルイ(レーモン・コルディ)とエミール(アンリ・マルシャン)の二人組は脱獄を企てる。要領のよいルイだけが成功し、露店のレコード売りから、巨大な蓄音機会社の社長にまで出世する。一方、刑期を終えたエミールは、行きずりの若い娘ジャンヌ(ローラ・フランス)に一目ぼれし、彼女をつけてルイの工場まで行く。万事が機械作業化された工場で働くことになったエミールは規律を乱し、職工長にクビにされそうになったとき、社長のルイと再会。最初はエミールをカネで厄介払いしようとしたルイも彼との友情を取り戻す。だが、その後、二人にさらに思いがけない運命が訪れる。
*解説リーフレット