
原題:Sous les toit de Paris
監督:ルネ・クレール
出演:アルベール・プレジャン/ポーラ・イレリ/エドモン・T・グレヴィル
製作年:1930年
製作国:フランス
収録時間:本篇92分+特典35分
サイズ:スタンダード
音声:フランス語モノラル ドルビーデジタル2.0
モノクロ
品番:KKDS-391
価格:単品未発売
フランス初期トーキーの代表作
パリの下町情緒を叙情的に描く音楽劇
ルネ・クレール監督の初トーキー作。フランス映画史上の初期トーキーを代表する情感に満ちた作品でもある。トーキーといっても台詞は最小限に抑えられ、主題歌や音楽をきわだたせ、視覚的暗示の技巧を駆使している。音声を映像に従属させるのではなく、独立した要素として映像と対置させる方法は当時としては斬新な試みだった。下町情緒あふれるラザール・メールソンのオープン・セットもすばらしい。現行版は戦後、クレール自身が再編集したもので、オリジナルの冒頭シークエンス等が削られている。
パリの下町で若者アルベールは街頭で歌を歌って楽譜を売る仕事をしている。彼はルーマニア出身の美女ポーラと出会い、一目惚れする。ポーラは街の顔役フレッドに口説かれるが、フレッドに愛人がいると知り、泣きながら夜の街へと逃げ去る。フレッドに鍵を盗まれ、部屋に入れず立ち往生するポーラは、アルベールの部屋に泊めてもらい、そのまま居候することになる。アルベールはポーラに夢中になり新たな生活を夢見るが、知人の泥棒の罪をかぶせられ、2週間留置されてしまうことに……。
特典として初監督作の『眠るパリ』(50年代のクレールによる再編集バージョン)を収録。
*解説リーフレット