
原題:Lancelot du Lac
監督:ロベール・ブレッソン
出演:リュック・シモン/ローラ・デューク・コンドミナス/アンベール・バルザン
製作年:1974年
製作国:フランス=イタリア
上映時間:81分(PAL原版)
サイズ:16:9LBビスタサイズ
音声:フランス語モノラル ドルビーデジタル2.0
カラー
品番:KKDS-418
価格:単品未発売
騎士道精神の終焉と情熱恋愛の悲劇を大胆に翻案したブレッソン悲願の企画
【日本劇場未公開/初ソフト化】
ロベール・ブレッソン監督が長年映画化を夢見ていた作品のひとつが本作『湖のランスロ』である。中世のケルト系のアルテュス(アーサー)王伝説に後年採りこまれたフランス発祥のランスロ(ランスロット)伝説、ランスロ伝説と融合したケルト系のトリスタンとイズー物語の基本設定を参照しつつ、あえて時代錯誤や神話破壊をもいとわない大胆な翻案を試み、高潔な信義に支えられた騎士道世界の崩壊劇を現代感覚で再創造した聖杯探索冒険物語の後日譚。出演者は映画俳優としては無名の素人である。撮影は『ベニスに死す』(71)のパスクワリーノ・デ・サンティス。
聖杯(グラアル)探索に失敗し、多くの戦死者を出したアルテュス王の円卓の騎士たちは城に帰還する。最後に戻ったランスロは、王妃グニエーヴルとの不倫をやめると神に誓ったが、王妃は彼との不義の恋をあきらめようとしない。一方、円卓の騎士たちの間には不穏な空気が漂う。モルドレッドは、ランスロとグニエーヴルの不義を利用して仲間を集め、権力を奪おうとたくらむ。アルテュスの甥ゴーヴァンはランスロをかばうが、ゴーヴァンの弟アグラヴァンはモルドレッドの側につく。騎士道世界は破滅へと向かう。
1974年カンヌ映画祭 国際批評家連盟賞受賞
*解説ブックレット(28P)
*オリジナル劇場版予告篇