





税込 7,560円 (税抜 7,200円)
KKBS-5/1963年/イタリア = フランス合作/
本編186分+特典2分/カラー/片面・2層/
MPEG4-AVC/イタリア語モノラル リニアPCM/
日本語字幕 翻訳:清水馨/ワイドスクリーン 2.55:1 1920×1080p FULL HD スコープサイズ
映像特典:2004年日本公開時予告編(SD画質)
発売元:IMAGICA TV 販売元:紀伊國屋書店

1860年、イタリアは近代国家に統一される歴史的変革のときを迎え、山猫の紋章で知られるシチリアの名門貴族サリーナ公爵家にもその波は押し寄せていた。一方、公爵の甥のタンクレディは革命軍に参加、やがて新興ブルジョワジーの絶世の美女アンジェリカと出会い、恋に落ちる。周囲の反対を抑え、若い恋人たちの婚約を後押しするサリーナ公爵。それは、一家の存続と将来を見据えた上での決断であった──。
映画界の巨星ルキーノ・ヴィスコンティの代表作にして、1963年カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた壮大なスケールの歴史的傑作。このブルーレイ・ディスクは、2010年のカンヌ国際映画祭でお披露目された最新の修復版HDマスターより制作。修復にあたってはマーティン・スコセッシ監督が率いる米国のザ・フィルム・ファウンデーションが音頭を取り、本編の撮影監督だったジュゼッペ・ロトゥンノが監修を務めた。かつてない最高のクオリティの『山猫』をBDで所有できる歓び。心ゆくまでご堪能ください。


















今回のブルーレイのマスターは、昨年(2010年)のカンヌ国際映画祭でアラン・ドロンやクラウディア・カルディナーレも列席してお披露目された、まったく新しい修復版です。ファッション・ブランドとしておなじみイタリアの企業グッチと、米国で映画文化の保存に尽力しているNPO、ザ・フィルム・ファウンデーション(代表はマーティン・スコセッシ)が音頭を取り、多くの映画会社やフィルム・アーカイヴ、ラボやスタジオが協力して完成しました。撮影時のオリジナル・ネガ、それがない場合はインターポジからHDのデジタル・データに変換され、未だ存命の当時の撮影監督ジュゼッペ・ロトゥンノの監修の元、色彩の補正が行われました。さらに長年の間にフィルム上に蓄積された傷やゴミなどをデジタル技術で(とは言え、ほとんどが手作業です)12,000時間以上をかけて修復。単純に24時間で割っても500日!ご購入いただければお分かりいただけると思いますが、本当に色鮮やかな画面が甦っています。そしてヴィスコンティの凝りに凝ったセットや小道具、シチリアの美しい風景が細部に至るまでシャープに再現されているので、「もっと大きな画面で観たい!」とどなたもが思われることでしょう。
未だこの2010年修復版は日本では劇場公開されていません。また先行して米国で出ていたクライテリオン社のブルーレイはこのマスターとは別の修復版から作られたもので(そちらもロトゥンノの監修ではあるのですが)、70mm上映時の画面比2.21:1を再現しようとする意図から、今回日本で発売するブルーレイに比べると画面の左右が若干トリミングされ、欠けています。一方、本商品は35mm上映のスコープ画面の比率である2.55:1で収録。撮影時に意図された完全なフレームをご堪能いただけます。現時点で最新、最高の『山猫』をお楽しみいただけるのは、日本で発売されるこのブルーレイなのです!





せっかく大好きな映画のブルーレイを買ったのに、ビニールを破って青いプラケースを開けてみたら、ただディスクが一枚ポツン……映画史に燦然と輝く、堂々たる風格の『山猫』にはそんな軽々しい仕様は似合いません。落ち着いた紙製のスリーブに、いわゆるデジパック・タイプの見開きのディスクケースを採用。内側のポケットには読み応えたっぷり、44ページの解説ブックレットも封入されています。ヴィスコンティと言えばこの人!の映画評論家・柳澤一博さんのエッセイやスタッフ、キャストのプロフィール、やはりヴィスコンティ関連のご執筆が多い内田達夫さんによるイントロダクションとプロダクション・ノート、さらに『山猫』の撮影・上映方式であった「テクニラマ」についての詳細な解説を三隅繁さんにお願いしました。巻頭を飾るのは今回の修復版に寄せたマーティン・スコセッシのメッセージです。
ドン・ファブリツィオ サリーナ公爵:バート・ランカスター
公爵の甥タンクレディ:アラン・ドロン
アンジェリカ・セダーラ:クラウディア・カルディナーレ