ストーリー

image“黄金の耳”を持つ男と呼ばれ、音楽業界にその名を轟かせるプロデューサー、コールマン(ハーヴェイ・カイテル)。彼は新進気鋭のR&Bグループ、その名も“グループ”(アース・ウィンド&ファイアー)のデビューを控え、レコーディングの真っ最中だった。ところが、唐突に会社の上層部から“ペイジズ”というユニットをプロデュースするよう命じられる。
“ペイジズ”は人気絶頂のカーペンターズの、柳の下のドジョウを狙う白人ファミリー・トリオで、いわゆる<アメリカの望む音>を聴かせるユニットだ。ところが、その歌唱力と音楽性は、コールマンが築いてきた名声を壊しかねないものだった。しかし、会社の命令に従わざるを得ない立場のコールマンは、渋々“ペイジズ”のレコーディングを開始する。
そんな彼にメイン・ヴォーカルのヴェロアが急接近し、コールマンと“ペイジズ”はより親密になっていく。一方、レコーディングを中断された上にテレビ出演までキャンセルされた“グループ”のメンバーは、コールマンへの不信感を露にし、信頼関係が崩れていく。“グループ”とともに自分が望む音楽を追い求める気持ちと、“ペイジズ”を抱え会社には逆らえない立場との狭間で、コールマンは重要な決断を迫られる……。

ペイジズ